大喜利茶屋(home (oogiri-chaya.com))とは、大喜利を手軽に遊べるサイトです。
こちらのサイトで、大喜利を時々やっている著者の個人的に良かった回答をまとめています。
各お題に対しての回答と()の中には投稿者名を記載しています。
お題:マザー・テレサが言わなそうな事
濃いメンツで呑んだ(ハナゲール船長)
過激・攻撃的なことを言わせるのが最も簡単なお題で、塩梅が上手い回答に惹かれました。
特にこの回答は、過剰さがなく、かつ「濃いメンツ」という無茶苦茶嫌なワードを持ってきていて
非常にセンスを感じました。憧れるような回答です。
箱ごと取って(櫻井二宮相葉大野くん松本)
この回答の塩梅も大好きです。
マザーテレサに感じたことのない雑さ・おおざっぱさを絶妙な言葉で切り取っています。
ささやかで、地味な言葉で構成された回答の方に凄みを感じる傾向にあるかもしれません。
お題:ワンクリック詐欺に引っかかった中学生「○○○」
どっちも卑怯じゃん(鯖度80%)
詐欺側はまだしも、引っかかった自分自身も「卑怯」と言ってしまえる中学生の卑屈さ。
むしろ、達観しているのかもしれない。どちらにせよ、視点の新しさが面白かったです。
口調はちゃんと中学生なのもポイント高いですね。
けんちゃんに聞こう(けんちゃんはパソコンに強い) (ワンオペ農場)
この文章のアホっぽさ、カッコをつけてまで補足しているしょうもなさ、とても好きな回答でした。
大喜利茶屋の傾向で、長めの文章が上位を取ることがほとんどないように感じます。
回答の多さと投票時間の関係で、咀嚼する時間が足りないのか少し不利なのかもしれませんが、
そんな中で提出された挑戦的で素晴らしい回答だったと思います。
お題:昆虫博士が引退を覚悟した出来事
去年の箱が出てきた(じゃん)
簡潔な文章が是となる大喜利茶屋において、「読み手に想像させる」というのは有効なテクニックかと
思いますが、それが高いレベルで実現できている回答だと思います。
去年の箱に入れられた虫たちとその地獄絵図を考えると、全てが嫌になってしまう可能性が
たしかにありますね。
握力に心があった(しざりEX)
虫の「握力」という点にたどり着けるのがまず凄いのと、そこに「心がある」という
表現の仕方も素晴らしいです。
人と同じだと思うと雑に扱えなくなる、というのはよくあるパターンですが、斬新な切り口で
それを表現できているのが秀逸だと思います。
新しく追加された最強の将棋の駒について教えて下さい
突然真ん中に置く(椎茸キング)
真ん中に置く、という発想自体に目新しさはなかったのですが、やはり「突然」が面白すぎます。
「最強の駒」の話なのに、「突然置かれる」や「突然現れる」ではなく、
「突然置く」という打ち手の動作に言及しているのがまずズレてて面白いし、そもそも「突然」と
わざわざ言う必要があるのか?というのも笑えます。
「最強の駒」に対して「突然」をつけることで「俺が考えたかっけー駒!」感が出ているのがすごい。