先日、女性ボーカルユニット『Kalafina』の復活ライブが発表されました。
ファンから大反響が寄せられましたが、一方で解散前音楽プロデューサーとして関わっていた
梶浦由記氏のXでは、「正式な知らせが一切ない」というコメントが寄せられました。
両者の関係性と、このようなすれ違いが起こった経緯に迫ってみたいと思います。
梶浦由記とは?
プロフィール
- 生年月日:1965年8月6日
- 出身地:東京都(小・中学校時代はドイツで育つ)
- 職業:作曲家、作詞家、音楽プロデューサー
梶浦由記さんは、主にアニメ劇中歌、主題歌などを手掛けています。
『魔法少女まどか☆マギカ』や『Fate/Zero』等の劇中歌や『鬼滅の刃』の『炎』では、
作詞作曲を手がけるなど、多くの有名作品に携わっています。
梶浦語
「梶浦語」と呼ばれる独自の日本語による歌詞は、梶浦由記の音楽の魅力の一つとなっています。
これは、幼少期をドイツで過ごした経験も大きいのではないかと言われています。
その独特な感性の歌詞が、アジア的なメロディに落とし込まれた「梶浦サウンド」は国内外問わず、
多くのアニメファンから支持を受けています。
Kalafinaとは?
梶浦由記プロデュースで、2007年に結成された日本の女性ボーカルユニットです。
メンバーは、Wakana、Keiko、Hikaru。
主にアニメ『空の境界』のテーマソングを担当するために結成され、その後も多くのアニメで主題歌を
担当しました。
2018年に梶浦由記が所属事務所を退社した影響により、翌年2019年に
Kalafinaの解散が発表されました。
復活ライブ発表
2024年10月3日、Kalafinaの復活ライブが2025年に行われることが
各メンバーのXでポストされました。
ファンからは、待望の復活とあって大反響を得ますが、一方で梶浦由記さんからは
下記のようなポストがされました。
なんと、Kalafinaのプロデューサーであった梶浦由記さんには一切の連絡がなかったとのこと。
元々、Kalafinaというグループはメンバーの歌唱力はもちろん、梶浦由記さんの音楽があってこその
グループであり、実際に彼女が事務所退社によって、解散にまで至っています。
ファンからもその認識が強かったのか、梶浦さんのポストによって一気に不信感が生まれました。
復活ライブは実現するのか?
現状では、実現するでしょう。
梶浦由記さん側からも、一切連絡が無く、一緒に復活する道が断たれたことを「大変残念」に
思っていると表明しつつも、Kalafinaの門出を応援しているようです。
ただ、梶浦由記さんに連絡が一切なかったというのには、いまだに疑問が残ります。
実際、Kalafinaのメンバーのポストにも梶浦由記さんの音楽への敬意が綴られている点からも、
少なくともメンバーの3人は梶浦由記さんへ話が通っている、と認識していたのでは
ないでしょうか?
すれ違いが起こっている可能性もありますが、今後の両名の活躍に注目していきたいですね。